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知事への意見書ー普天間・辺野古の動きニュース



お知らせ
緊急学習会
「白紙撤回!!」辺野古アセス


3月10日(土) 午後6時~
場所:教育福祉会館(那覇市古島・興南高校隣)
参加費:500円

~史上最低のアセスを葬り去るために~
島津康男(日本環境アセス学会前会長):辺野古アセスを総括する~独善で時代遅れ
桜井国俊(沖縄大学教授・環境学):3・27知事意見に向けて~公有水面の埋め立て事業について
金高 望(辺野古違法アセス訴訟弁護団):高見沢防衛研究所長・証人尋問の報告

主催:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
問い合わせ TEL 090-1946-3181(川満) FAX 098-885-0866

 私の意見書
 「宝の海」(26日~1日)の散歩まとめて知事意見への意見書送りました(5日)

沖縄県知事 仲井眞弘多 殿
                沖縄県名護市大北3-8-20
                  大西 照雄
                  TEL/FAX 0980・53・5081
 代替施設「埋め立て」に関する知事意見に関する意見と要望
 憲法16条に基づき意見を提出します。

辺野古・大浦湾の地層(嘉陽層)と護岸構造に絞って


はじめに
代替施設の埋め立てについて準備書および評価書(概要)は、地質構造について科学的に触れているとは言えません。軍民共用空港事前調査は「護岸構造検討のための現地技術踏査」と地質のボーリングが主で有りました。特に、護岸建設に当たって、地質は重要な基本的問題と認識します。名護東海岸は嘉陽層を基盤とし、代替施設海底地帯も褶曲的嘉陽層の断層と認識します。私は地質についての専門家ではありませんが、毎日観ています。
沖縄本島の地質と代替施設地域の地層を観たいと思います。

沖縄本島の地層(概要)
 小さな島ですが、地層は変化に富んでいます。嘉手納弾薬庫以北を国頭マージ、南は石灰岩土壌の島尻マージ泥岩土壌ジャーガルと言います。植物形態も違ってきます。椎の木、イジュの木は南には生えません。
 国頭マージと言われる地層も、砂岩を主とする嘉陽層、千枚岩と言われる名護層などが複雑に褶曲し、本部層と言われる堆積岩(チャート約2億年)が伊江城、本部半島などに見られます。
 特に、嘉陽層は名護東海岸に典型的に見られ名護市の天然記念物となってます。

天仁屋・底仁屋の褶曲した嘉陽層
 底仁屋にある嘉陽層の褶曲(しゅうきょく)は、東海岸の東端近くに位置する嘉陽から底仁屋にぬける県道70号線の旧道にみられます。その旧道の削り取られた崖に、大きく褶曲した地層が現れています。褶曲というのは、地層が曲がりくねった状態をいいますが、底仁屋の褶曲のように、曲がりくねり、さらにおりたたまれ横倒しになっている褶曲を横臥褶曲(おうがしゅうきょく) といって、大変珍しいものです。
 嘉陽層という地層は、沖縄島中部以北の東側に分布しています。砂岩・泥岩・層内礫岩および礫岩をともない、それらが交互に重なっている地層のことで、新生代第三紀(ほぼ 6,500万年~ 2,500万年前までの 4,000万年間)に 3,500~ 5,500mの深い海に堆積したものです。
 現在は、県内の各高校の地学実習の場として利用されています。

 瀬嵩海岸・大浦崎・辺野古の嘉陽層
 瀬嵩の海岸の嘉陽から基地建設、埋め立て地を見てみました。
 岩の右の森に辺野古弾薬庫(嘉陽層の陸断層)を形成。
 岩、左が埋め立て(飛行場計画)で、海底に嘉陽層の台地と断崖を形成しています。

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 典型的な嘉陽層の褶曲が見られます。

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 砂岩、泥岩、礫岩が重なって、横、縦に亀裂が見られます。

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 この岩は縦に亀裂が走っています。
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 その他、複雑な模様は子どもの学習にこと欠きません。化石も見つかるかもしれません。
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 大浦崎の断層、崩落と貴重なサンゴ
 嘉陽層は東西にいくつもの断層になって国頭の山を形成しています。大浦湾、辺野古岬は嘉陽層の断層が肉眼で見ることのできる典型的な場所と言われます。陸と海に2重の断層が発達しています。
 断層に沿って西から(二見)から長島に向けて大川などの水系が合流し外洋に古大川が流れ、長島沖で60Mの深さ、そして、海底に広大な泥の海底をなしています。大浦湾の特性は「泥」[海底のデルタ]と広大な「海底扇状地」と大浦湾入り口に南北に延びるピシであると思います。東海岸海域最大のクチが南と北にあり、潮流はこの2つのクチから流れ、穏やかな流れです。辺野古弾薬庫付近、水深20M付近の淵にユビエダサンゴ、瀬嵩側に塊状ハマサンゴ群落、大川などの河口付近がラムサール条約登録候補となっています。

 辺野古弾薬庫付近の断層に崩落がいくつも見られます。森の上は辺野古弾薬庫。
評価書埋め立て知事意見の3月に出されます。
 護岸についての意見書、書くための地質の学習です。海の中見えませんから陸地から考察します。

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 辺野古漁港の嘉陽層
 漁港周辺にも嘉陽層、観られます。漁港前のニライカナイの神の住む島(岩)です。砂岩と石灰岩が入り組んでいます。
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 砂岩の重なりが見え、独特の神秘の岩を形成しています。キャンプシュワブが見えます。
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 砂岩の断層
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 礫石が混ざっています。
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護岸建設計画と嘉陽層
 すでに、見たように大浦湾は深く、広い。辺野古岬と国頭山脈に囲まれ、比較的穏やかである。地質は嘉陽層であることは述べてきた。辺野古岬に断層となって、大川などの水系が悠久の地球史の中で断層に沿って古大川が海底に流れていて、海底に広大なデルタ(泥)を堆積させてきた。汀間川水系から見ると海底に砂を主とする扇状地となっている。
 扇状地はデルタに落ちるところにユビエダサンゴ群落が生息している。東に大きな口を外洋に開けて、北東の風(年間60%)を吸い込むので、デルタ地帯は特に夏の南風の影響「濁り」を特性にしている。この自然的濁りが大浦湾の生態系の特質と言えます。
 辺野古岬の海底火曜層を埋め立てる基地計画になっていて、護岸構造はケーソン式と鉄鉱二重締切矢板式護岸(以下矢板式護岸)を組み合わせている。
 方法書では、ケーソン式護岸は大川河口にユビエダサンゴなど浚渫して作業ヤード作成することになっていたが、フロティング・ドッグと言う船舶で作成することになった。
大浦湾作業ヤードは神も自然を冒涜する典型的な暴挙で、辺野古アセス全体の姿を代表するものです。
 (経過などについては、3月1日「宝の海」、違法アセス陳述書を参考)

資料1埋め立てと基地機能
06.jpg

  (評価書概要より)
 資料2鉄鋼2重矢板式護岸断面図
07.jpg

  (評価書概要に落書き)

 軍港としての鉄鉱矢板式護岸
  評価書の「嘘」を観る 

「ヘリ等が故障した場合などにおいて船舶(23、800トン)を使用した輸送を実施する必要があることから、護岸の一部(約200m)を船舶が接岸できる構造(係船機能付)として整備しますが、恒常的に兵員や物資の積み卸しを機能とするようないわゆる軍港を建設することは考えていません。」(評価書概要2-9、2-10)、なお、燃料桟橋7、587トンタンカー。

 下手な嘘1、故障ヘリ1機を運ぶのに23,800トンの船舶必要か、それとも米軍機およびオスプレイは繁 に 故障しているのか。
 下手な嘘2、嘉手納・普天間にこのような故障機を運ぶの、見たことありません。

 悪魔の要塞基地
  海兵隊が海兵隊であるためには?
 05年10月29日、米軍再編成合意「日米同盟の変革と未来」で辺野古地先埋め立て計画、その前、19月19日、私と真喜志好一は、照屋・赤嶺議員を介して、国会外務委員会で北米局長河相、防衛局長大古氏と会っていた。ジュゴン訴訟で得た国防省の資料で「軍港」計画を再編成に組み込み「悪魔の要塞基地」建設と指摘していた。官僚二人の足の震え、額の汗を思い出す。(旧宝の海に記載)

 資料1は方法書に記載せず、準備書で出してきました。
  射撃演習、ヘリパット(基地内にも)、弾薬搭載エリアなどなど、普天間にはない機能である。

 資料2は準備書、評価書で示された鉄鉱矢板式護岸(係船)の断面図です。
 「殴りこみ部隊」として、海兵隊が海兵隊であるためには、揚陸艦、高速輸送船が必要です。
 揚陸艦の母港は佐世保です。揚陸艦ヘリ空母エセックス、揚陸艦デンバー・ジュノー(各17,000トン)は、辺野古沖で訓練しています。エセックスは接岸できませんが、2万トンクラスのヘリ空母、高速輸送船は接岸できます。
 東の風60%、風を吸い込む大浦湾、台風銀座の沖縄、「恒常的」(母港)には不適切ですが、米軍の運用は自由ですから台風以外の「準母港」化を目的にしている。
 機能は陸上競技に喩えると「位置について、用意・ドン」から「ドン」のみの即応体制基地の完成と言うことになる。
 鉄鉱矢板式護岸とケーソン式護岸が、いかに「環境保全不可能」(知事意見)であるかを嘉陽層との関連で見たい。

 大浦湾護岸ー鉄鉱二重矢板とケーソンと生態系
大浦湾・辺野古の磯を散歩して、評価書知事意見に対する自分なりの意見を書くために、3回(前述)にわたって大浦湾・辺野古の地質から、意見書の概要をメモしてきました。
 下記は、前述のまとめメモになります。 
1、名護東海岸域の地質は嘉陽層で形成されていること。嘉陽層は泥岩、砂岩、礫岩などが幾重にも重なり、複雑な褶曲をなして、崩落が見られることを指摘してきました。
2、埋め立て海域も嘉陽層の断層が西から長島に向けって伸びており、護岸構造は鉄鉱2重矢板式(船舶係留)およびケーソン式護岸であること。
3、断層の海底深部は古大川の広大なデルタ地帯となり、泥質の深さの基礎資料は無い。
4、鉄鋼矢板式護岸は揚陸艦および高速輸送船などの「準母港」化を指摘した。

 海の構造は科学的機器での調査ではありません。深さなどはジュゴン1号・平和丸のGPSで海域の地形は頭にすべて入っています。海底の特質、潮流などは釣りで行っています。釣りは釣り竿使いません。ティーナー(手縄)でサンゴ、砂地、泥地など手に伝わります。また、魚の種類で海底状況はつかめます。
 また、多くの自然保護団体、個人、カメラマン、メデイアの調査の船長を勤め、「ミナレー・チチナレー」(聞き、観て」の知識で分析してみました。

無題08
  (埋め立て地の海底地形と護岸の位置、評価書概要、図2,4,2,4)右上に世界最大のケーソン式防波堤、高知港添付しましたが、海底地形は平坦で安定しています。)

鉄鋼二重矢板護岸の
 自然環境に及ぼす影響について

 軍民共用空港の事前調査は「護岸検討のための現地技調査」と称して基地本体全般を対象にする姑息な手法であった。地質調査にイノーでも30ポイント、深場はスパッと台船、スーパーブイなどボーリング調査を重視していた。
 V字型では地質調査をいかにして行われたのか、埋め立て計画地の地質について明確ではない。 

知事意見は、係船付護岸について「設置の必要性に疑義がある」とのべ、「自然環境に及ぼす影響は一層深刻になる」と指摘している。
 1、本来この工法は産業廃棄物を「締切」るであり、シュワブ基地の解体された建物など埋める疑念がある。
 2、鉄板を200×2を海底に約6m(鉄鋼の長さ推測で約30m?)打ち込む、機材は打撃船を使う。
3、護岸設置場所は断層の淵になっていて、海底は広大なデルタ(泥)堆積していることがわかります。
 4、打ち込み打撃音は水中音として140~150dbであり、連続的打撃音であり、水中音の速さは地上の5倍と言われる。
 5、ジュゴン・ウミガメなど海生生物に与える影響につては、違法訴訟陳述(2月1日「宝の海」、参考資料として提出します)で考察しているので割愛する。
 6、嘉陽層は泥岩、砂岩、礫岩の幾重も重なりあって脆弱な地層で、しかも、断層の淵、工事中、共用後の崩落の可能性が懸念される。
 7、大浦湾の特性は、一定の「濁り」を数百万年の地球史、その特性の中で独自の生態系を形成してきた。
 8、打撃船の鉄鋼打ち込みは、振動を発生させ、泥地を揺さぶり、海底から人工的濁りを発生させる。ケーソン式護岸のマウンド作成の浚渫も、礎石の投入も同様であり、長期にわたる濁りを評価書で初めて認め「外洋に流れる」ことを認めた。
 10、人工的「濁り」は干満の潮流で大浦湾全体に広がる。また、美謝川の切り替えによって、大川水系の水流の流れの変化(大雨の流れを止める)をきたし、その影響は「一層深刻」になることは明らかである。
 11、ユビエダサンゴは扇状地と泥地(深場)の境界にあり、人為的濁り、泥をかぶり生育の危険に晒される。
 12、ケーソン式護岸の広大なマウンド、捨て石、消波ブロックは潮流の変化をきたし、総合的な見地が求められる。
13、様々な作業船団群はジュゴン、生態系に多大な影響を与える。
14、ケーソン式護岸作製船(3,000トンから16,000トン)は、どの港湾を使うのか、大浦湾なのか明確でない。
 総合的に見て
  大浦湾護岸は自然・生態系を破壊する

 評価書は、大浦湾の特性、地質含めて科学的に検討されていない。風、潮流、地形、地質の多様性を複合的に見る、見知が欠落している。大浦湾は二つのクチが外洋と結んでいる。特に、南東に向いているから台風のもたらす影響も欠落している。
よって、知事は埋め立て計画に同意してはならない。
 (参考文書「アセス裁判陳述書)」
 2012年3月5日

普天間・辺野古・韓国の動き
シュワブ陸上、工事23件 民主党政権下
琉球新報(9日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-188422-storytopic-3.html
米、海兵隊岩国移転を再打診 日本拒否
 沖縄タイムス(9日)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-09_30848/
宜野湾市長、防衛相に交付金要請
 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-09_30816/
韓国でも基地問題、住民と警察官衝突
 TBS
http://news.tbs.co.jp/20120307/newseye/tbs_newseye4971872.html

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プロフィール

teruo024

Author:teruo024
大西照雄
 1943年 沖縄県国頭村に生まれる
  少年期「草刈照雄」馬を飼育、炭焼き少年
 1955年9月
  由美子ちゃん事件「唇はきりりとしまっていた」知花芳子先生
 辺土名高校入学
  1958年 宮森小学校ゼット墜落事件にショック
  1960年 2年アイゼンハワー抗議デモに参加
      「みんなで大学合格勉強始める」
  1962年 琉大法政学科入る
  1967年 宮古高校赴任
  204年3月末日定年退職
教師としての活動
  沖縄県歴史教育者協議会(採用以来)
   実践報告少なくない
  沖縄平和ネットワーク(ガイドの会)
破られない記録
  沖縄県高等学校教職員組合執行委員連続落選(8期)
  野外学習、嘉数台地、沖縄愛楽園
  沖縄県教育庁呼び出し「指導」、履歴は白

 沖縄県教育教育弘斉会教育論文
  最高賞受賞
 同日本教育弘斎会教育賞(参加賞?)

著書共著
 「平和のための沖縄ガイドブック」(初版)95年
 「憲法。沖縄・安保」立命大学土曜講座ブックレット1-96年
 「語り継ぐ戦中・戦後」05年
  その他
 主著
 「学園に愛とロマンもとめて」93年
 「沖縄の太陽物語」95年
 「沖縄を教えて、語り続けて」97年
 「啄木と沖縄」2002年
 「愚直ー辺野古は問うー沖縄非暴力の心」
 「腰掛一つで刻む38年」(未完)
活動
 名護平和委員会会長
 奥間川ダム反対有志の会、
 やんばるの戦争遺跡ガイド
 ヘリ基地反対協代表委員(1999年~)
   「海の司令官」(総責任者)
 平和丸基金、ジュゴン1号、平和丸船長
 ジュゴン保護基金(ジュゴン裁判原告)
  評価「海でも陸でも、夜も昼も寝ている」
21世紀の地球観
 「平和の文化」築き
  生物多様性の地球の保育
 沖縄生物多様性運営委員
 趣味
魚釣り・パチンコ、野菜つくり、闘いの日常記録撮影
 辺野古の闘い
 「生永らえることでは太く生きること」
 好きな碑文
  「復帰闘争碑」碑文
   真教寺「新しき明日・・・」啄木 

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