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過去から現在、明日に向かってー辺野古現場闘争初期(1)

「対等な日米外交」から「日米同盟」ヘ
  ぶれない民主カン内閣と自民党「大連合」の危険、巻き込まれるな


まだ 教師であったら
 私の授業は「過去に学び、現代を見つめ、歴史に学び平和で豊かな地球」を柱にしていたと思う。


 (今日から高江、高江写真っ添付)

高江「出勤」を前に
 今日から高江は緊張する。辺野古の現場が始まったころも緊張していた。基本的な学びを培っていた。24時間体制に入って、厳しい現実の中で原稿を書いていた。
 その中で、示した立場は現在と明日への確信があった。冬の過酷だが星空の降る海の櫓を「海上のホテル」と言いきかせて、寝袋に体を包み、懐中電灯の明りで書いたメモ。
 明日の夜から原生林の森で原稿メモを書く、波の音に変わり、梢の吹き抜ける音と生き物たちのオーケストラは 天候の「危機」はない。森は庭でる。寝袋を飛ぶ蛍が星空と一つに舞う。
 過去・現在・明日を切り開く壮大な未来がある。人生また青山あり、私の仕事は7月11日まで持ちこたえること。 「大衆が信じあい、力を確かめ、決意を」新たにする。
 
辺野古の日記を読み、高江に出かける。過去は現在の指針である。
  仲井真知事ー高江ゴーサイン送った。
  辺野古事後調査も許可
  名護市長不許可
仲井真知事は手続きすべて許可で進め、県民を「厳しい」と騙す。

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  (N4ヘリパット訓練、2月19日)
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   (2月19日高江、訓練は福地ダム渓谷、谷間) 


辺野古と環境アセスメント(歴史地理教育05・5月号掲載)
   教室からテント村の授業へ
        ヘリ基地反対協議会代表委員 大西 照雄
はじめに
 昨年12月スマトラ沖地震による大津波被害拡大は、マングローブ・サンゴ破壊、無秩序なリゾート開発も起因していると言われている。地球を人間の独占物とする驕りに、自然の逆襲が日本を含めて地球規模で起こっている。
 辺野古では海上基地反対、違法なボーリング調査を許さない座り込み(300日余、2月12日)、4月余の海上での阻止闘争が続いている。海上に設置された単管ボーリング櫓から稀少生物の宝庫ヤンバルの森が連なり、ウミガメ、ジュゴンの棲む生物多様性に満ちた太平洋、果てしなく広がるラグーン(イノー)とサンゴ礁の白波が映え7色に変化、空には虹が浮かぶ。この小論は単管櫓で書いている。

1、 授業実践を社会と言う学校で
私は、昨年3月末、生徒への定年挨拶で「38年間、国民の税金で生活多くの学びの蓄積を得た。第二の人生は自由人として社会と言う学校で国民へ還元する道を歩む、基地問題で稲嶺知事、岸本市長に勝つ人生」に向うなどと述べた。
4月19日以来、辺野古の漁港前にテント村を設営、ボーリング調査を阻止する闘いの責任者として、テント村で「授業」を行う。
21世紀を担う生徒たちに、社会科教師として重視してきた21世紀の人類の課題を次の二つに絞ってきたが、辺野古の現実である。

 1)「平和の文化」を築く21世紀、1999年9月国連総会は「平和の文化宣言」と行動計画を採択した。暴力の世紀から非暴力の時代へ、戦争の世紀から平和的解決の時代へと文化概念に平和の文化を加えた。今年は「平和10原則」を確立したバンドン会議50周年の年に当たる。現代社会平和の文化の授業は、ガンジーの非暴力、平和五原則、アジアアフリカの台頭、沖縄の武器なき闘い、阿波根昌鴻の非暴力主義、瀬長亀次郎の不屈の抵抗、仲宗根政善の絶対平和主義などの生き方は「平和の文化宣言」に吸収され、21世紀の人類の目指す方向を示す。ブッシュの戦争は平和の文化確立の過度期で20世紀的遺物である。
だとすると、辺野古の闘いは完全非暴力出なければならず。テント村には故阿波根昌鴻翁の写真を掲げ、海上での闘いもカヌーを主力とした非暴力を貫いている。
 
 2)地球環境保全の21世紀、1972年は沖縄返還の年、世界的には「人間環境宣言」で「地球にやさしく」の合言葉が生まれ、ワシントン条約、ラムサール条約、世界遺産条約と人類は地球環境保全の施策積み重ね、1992年「地球サミット」を迎える。
世界8千NGOは「地球憲章」を結実させ、「生物多様性保全条約」などなどの地球環境保全の課題は、地球の。
辺野古のテント村「学校」隅々での実践課題となったの授業は、辺野古の海上基地建設問題に現れる21世紀の潮流を地域の具体的事実行でう。
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 (2月22日、高江、工事のストップ求める)

2 宝の海と海上基地
 キャンプシュワーブの海兵隊はイラクのファルージャで虐殺の主力部隊である。この基地及び辺野古弾薬庫の提供水域に普天間基地の機能を移設、艦船も停泊できる護岸が建設されると、アジアの脅威となる危険基地が出きる。ここでは、地球環境問題との関連に絞ってのべる。
辺野古海域を含む沖縄東海岸海域は沖縄県が厳正に保全すべきAランクに指定されている。太平洋に面し南北に広がるサンゴ礁とラグーンは日本の湿地500の一つで、初夏から夏アジサシの群れが島々で産卵する。
大浦川には熱帯のマングローブ群落、湿地を形成、大浦湾にはユビエダサンゴの群落、ハマサンゴなどが白化現象を免れ、日本に棲息するクマノミ6種が観察できる。1998年、沖縄のサンゴは白化現象で壊滅的影響をうけ、回復は著しい。
名護市東海岸域は旧久志村で、『字誌』などには厳密な意味での漁業が存在しない。海は村落共同体の「海の牧場、畑」であり、命を育み子どもを育てる恵みの海であった。        沖縄の川には上海カニの仲間モズクカニが棲息、イノーとサンゴ礁で産卵し稚魚は川に遡上、陸と海の生態系循環が営まれる。嘉陽小学校ではウミガメの稚魚を育て放流する自然教育の実践が定着している。
イノーは希少種を含む海草の畑が広がり世界の保護動物ジュゴンの食べるアマモなどの海草の野原が豊かに広がり、野性のスヌイ(モズク)がとれ、品質のいい養殖スヌイの栽培が宜野座・金武漁協で盛んである。沖縄北部の照葉樹林の森は稀少生物の宝庫、熱帯的サンゴやマングローブの生育する湿地と一体をなし、生物が多様で豊か生態は貴重な日本の財産、その保全は日本の国際的責務である。
高校の教科書には地球環境保全、生物多様性条約、環境アセスメントなどの記述が少なくない。辺野古の海上基地建設は日本の環境政策、環境影響評価法(環境アセスメント法以下アセス法)の矛盾が集中的に凝縮されている問題でもある。

3 環境問題としての辺野古海上基地
 普天間基地代替施設辺野古の海上基地は2600×730mにわたってイノーとサンゴ礁の埋め立てる軍民共用空港、建設の作業ヤードに大浦湾を30haさらに埋め立て、3haをケーソン式護岸の置き場に使用、中城湾の埋め立ても使用する。中城湾泡瀬干潟ではラムサール条約に登録する住民運動が起こっている。
 海上基地埋め立てはアセス法の対象で事業者である国に厳密なアセス法の適応が求められる。日本のアセス法は1997年制定、それ以前は閣議アセスといわれ、アセス法の普及版に環境省は『環境影響法のあらまし』、都道府県は『環境アセスメント』を作成、教室の授業などの入門書として適切である。ですが、辺野古の現場での実態は環境省の普及版などと遊離してすすめられている。
 アセス法は厳密な法手続きと国民への説明責任、参加を認めている。手続きは、大まかに①方法書、②アセスの実施(調査・予測・評価)③準備書(アセス結果の案)④評価書、⑤事業実施と3~4年を要する。方法書と準備書には誰でも意見を出すことができます。②アセスの実施は(A)環境の自然的構成要素の良好な状態の保持(大気環境、水環境、土壌環境など)、(B)生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全、(C)自然と人間との豊かなふれあい(景観、アメニティーなど)、(D)環境への負荷(廃棄物など)など多岐にわたる。
日本のアセス法は「ベスト追求型」といわれる事業アセス、「あわせメント」と揶揄される基本的性格を持つ。先進国のアセス法は「戦略的アセス」が常識で、代替案、ゼロ・オプション(中止)を含むものである。
 昨年4月28日(民族屈辱の日)、那覇防衛施設局は方法書を広告縦覧、コピーも認めない手法を行い内容は「欠陥商品」「欠陥設計図」と専門家の批判にさらされた。軍民共用基地が単なる埋め立て事業になり、機種、建築物など記載されず、書かれてない問題に環境破壊の実態が内包されている。
 アセス法には事前調査はかかれていない。那覇防衛施設局はアセス法に護岸項目がないことに着目、「護岸構造検討のための現地技調査」の姑息な違法行為で、アセス法の手続き回避を行ってきた。今、問題となっているボーリング調査である。
 これは明らかに違法行為であり、国民への説明責任もなく、環境省が「広く国民の理解を求める」という助言に反する。方法書に関する意見はすべての国民に与えられ、外国人も意見を述べる権利を持つ。ですが、事業者の防衛施設局は名護東海岸の行政機関にのみ説明、住民参加を拒否、マスコミの取材も拒否する。環境アセスも、方法書を4月28日(民族屈辱の日)に広告縦覧するなど、沖縄に対する政治的構造的差別の再生の姿があり、ジャーナリズも例外ではない。
 環境アセス法、前述の環境省及び県普及版では調査は「既存の資料」を優先し、自然環境に負荷を与えないことを原則とする。辺野古は1997年ヘリポートの20箇所のボーリング調査があり、63箇所の地質ボーリングは必要ない。
 ボーリング調査は国際的保護動物ジュゴン及びウミガメ追い出し作戦で、生物多様性に満ちた海域などの諸調査を回避する手法である。実際、本事業で重要な柱である地質調査は方法書に記載されないことが証明する。
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  (楽しく、作業車に座り込む 2月23日)
4、辺野古の闘い
違法なボーリング調査であっても手続きが必要である。防衛施設局は03年3月31日、沖縄県に「水産資源破許可願書」を提出、沖縄県は同日「安全保障上の問題」などと許可不要の裁量を行った。
海上基地建設は平和と環境問題が結合、環境アセスに入る段階で大切なことは環境団体、自然保護団体、平和・市民団体、学者および研究者を含めた個人参加をも含む学際的共同が求められる。
その過程のなかで環境法律家協会と共同、アメリカ文化財保護法で「ジュゴン訴訟」(自然の権利)をアメリカで提訴するとともに、「沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団」(略ジュゴン監視団)を9月23日結成、全国的に呼びかける。私には運動体であるヘリ基地反対協とジュゴン監視団の活動が加わるが、車の両輪である。ジュゴン監視団の理論及び情報と実践はヘリ基地反対協の理論と行動を豊かにする。
那覇防衛施設局は11月17日、沖縄県土木部河川課に「公共用財産使用協儀書」を提出、いわゆる、ボーリング調査の許可であり、期限は翌1月初旬。高校教師最後の年、ボーリング調査着手されたら闘いが始まると3ヶ月を残し退職せざるを得ない。那覇防衛施設局、沖縄県環境文化部、環境省、文化庁交渉を強化、4月9日まで引き伸ばす。
定年退職に入った4月19日、未明5時半、那覇防衛施設局は職員、業者を含めた約80人で辺野古漁港からボーリング調査を強行、同時に作業ヤードの建設を強行、烈しい攻防で中断、再び強行を試みた。その日以来300日にわたる座り込みを持続、テント村と称し、海上でのボーリング阻止闘争も5ヶ月になり、掘削を許していない。
テント村では毎日、ミーティングとテント村の歴史の講座、環境影響評価法とボーリング、参加者たちがさまざまな分野の講座が自主的に行われる。沖縄の武器なき闘いと完全非暴力の講座は徹底する。テント村は闘いの場、学習と教育の場でもある。現職の頃、生徒とともに学びあった地球及び地域環境や生態系学習、歴史・平和学習、文化学習が生きてくる。
昨年11月25日、バンコクで開催された国際自然保護連合(IUCN)総会は、日米両政府に対しヤンバルクイナ・ジュゴン保護の異例の再勧告、ボーリングをアセスに組み込み、ゼロ・オプションも視野に入れた勧告を採択、国際的関心を集めている。毎日、海上で船を操縦、単管櫓に体を縛り抵抗、積極的非暴力主義を模索している。
那覇防衛施設局は環境影響評価の前段から、これほどの抵抗を受けると予想しなかったであろう。この力は「杭一本うたせない」とがんばった「命を守る会」の8年余の歴史、学びあいの共有、愚直までの日々の行動の積み重ね、それが世論形成豊かにし、日米政府を追い込んでいる。この原稿が掲載される頃には新しい展望をきり開いているかも知れない。(沖縄県歴史教育者協議会会員、05年2月6日記)
注 追記09年8月28日、
 新しい展望「軍民共用空港」05年9月2日 頓挫
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プロフィール

teruo024

Author:teruo024
大西照雄
 1943年 沖縄県国頭村に生まれる
  少年期「草刈照雄」馬を飼育、炭焼き少年
 1955年9月
  由美子ちゃん事件「唇はきりりとしまっていた」知花芳子先生
 辺土名高校入学
  1958年 宮森小学校ゼット墜落事件にショック
  1960年 2年アイゼンハワー抗議デモに参加
      「みんなで大学合格勉強始める」
  1962年 琉大法政学科入る
  1967年 宮古高校赴任
  204年3月末日定年退職
教師としての活動
  沖縄県歴史教育者協議会(採用以来)
   実践報告少なくない
  沖縄平和ネットワーク(ガイドの会)
破られない記録
  沖縄県高等学校教職員組合執行委員連続落選(8期)
  野外学習、嘉数台地、沖縄愛楽園
  沖縄県教育庁呼び出し「指導」、履歴は白

 沖縄県教育教育弘斉会教育論文
  最高賞受賞
 同日本教育弘斎会教育賞(参加賞?)

著書共著
 「平和のための沖縄ガイドブック」(初版)95年
 「憲法。沖縄・安保」立命大学土曜講座ブックレット1-96年
 「語り継ぐ戦中・戦後」05年
  その他
 主著
 「学園に愛とロマンもとめて」93年
 「沖縄の太陽物語」95年
 「沖縄を教えて、語り続けて」97年
 「啄木と沖縄」2002年
 「愚直ー辺野古は問うー沖縄非暴力の心」
 「腰掛一つで刻む38年」(未完)
活動
 名護平和委員会会長
 奥間川ダム反対有志の会、
 やんばるの戦争遺跡ガイド
 ヘリ基地反対協代表委員(1999年~)
   「海の司令官」(総責任者)
 平和丸基金、ジュゴン1号、平和丸船長
 ジュゴン保護基金(ジュゴン裁判原告)
  評価「海でも陸でも、夜も昼も寝ている」
21世紀の地球観
 「平和の文化」築き
  生物多様性の地球の保育
 沖縄生物多様性運営委員
 趣味
魚釣り・パチンコ、野菜つくり、闘いの日常記録撮影
 辺野古の闘い
 「生永らえることでは太く生きること」
 好きな碑文
  「復帰闘争碑」碑文
   真教寺「新しき明日・・・」啄木 

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